土鍋の丸い鍋底全体をガスの炎が包み込み、じわじわっと中の米に熱を伝えるから。「はじめチョロチョロなかパッパ」という炊き方を苦労せずに再現することができるんですよ。 ●蒸らしもおまかせ 土鍋のバツグンの保温性によって余熱が米の芯まで通り、ふっくらと上手に蒸らしてくれます。 ●余分な水分をカット 土でできた土鍋は、うまくごはんの蒸気を逃がしてくれるので、湿気を含んでベチャっとなる心配もありません。結果、米粒の一粒一粒が立っているおいしいごはんが炊き上がるのです。 強火で炊きはじめて沸騰後、弱火にするだけ。火を消した後の土鍋の余熱で、蒸らしておいしいごはんにしていきますので、むずかしい火加減は一切ありません。土鍋ごはんにぜひトライしてみてください。 土鍋で炊くからといって特別なテクニックはいりません。米と同量もしくはやや多めの水を入れ、できれば30分ほど置くといいでしょう。