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2012年1月27日のブックマーク (3件)

  • 母乳

    母乳 1.母乳栄養児の方が、感染症に罹患しにくい 母乳には、免疫グロブリン(特に、IgAクラス)、リゾチーム、補体、ラクトフェリン、Bifidus菌成長因子など、感染防御因子が含まれている。母乳中の分泌型IgAは、酸や、蛋白質分解酵素の影響を受け難く、局所免疫として、細菌やウイルスによる腸管内侵襲から、新生児の腸管を防御する。 新生児は、母乳栄養児の方が、人工栄養児より、感染症に、罹患しにくい。 母乳は、胃腸感染症(サルモネラ菌、コレラ菌)の発症を予防する。ロタウイルス感染も、母乳栄養児の方が、感染率が低い。 母乳には、腸の粘膜を修理する作用があるので、急性胃腸炎の際にも、母乳栄養児では、母乳を続ける。しかし、母乳には、Naは、15mg/100ml(6.5mEq/L)しか含まれていないので、母乳のみでは、下痢による塩分(電解質)喪失を、補えない。急性胃腸炎の際には、味噌汁の上澄みや、ORS

    mio-spr
    mio-spr 2012/01/27
    #2011mar_baby
  • 経口補水塩

    経口補水塩(ORS) 【ポイント】 脱水の予防には、水分、糖分(ブドウ糖)、塩分(Na)の補給が必要。 小腸では、Na(ナトリウム)は、Na-糖共輸送担体(SGLT1)により、ブドウ糖(グルコース)などと共に、細胞内に吸収される(Na+とブドウ糖の共輸送)。Naの吸収と共に、水も吸収される。従って、胃腸炎などの脱水の際に、水分を腸から吸収する為には、飲ませる液には、Na(ナトリウム)と、ブドウ糖(グルコース)が入っていた方が、効率が良い。従って、日で伝統的に用いて来たように、胃腸炎の際には、重湯に少量の塩分(塩)を混ぜて、飲ませる方法は、脱水の治療や予防に良い。味噌汁の上澄み(Na濃度が約138mEq/L)も、Naと水分補給に良い。 正常な血液浸透圧は、280mOsm/kgだが、下痢の際には、血液よりやや低い浸透圧(200~250mOsm/kg)の飲み物の方が、胃腸からの吸収が良い。

    mio-spr
    mio-spr 2012/01/27
    #2011mar_baby
  • ロタウイルス胃腸炎

    a):NFLX(バクシダール錠)は、カンピロバクター属に対する保険適応が、承認されているが、急速に耐性化する。なお、EM(エリスロマイシン錠)は、カンピロバクター属に対する保険適応は、承認されていないが、カンピロバクター属の除菌効果は、最も優れていると言う。EM(エリスロシンドライシロップ)の投与量は、20~50mg/kg/日。 b):NFLX(バクシダール錠)は、腸炎ビブリオに対する保険適応が、承認されているが、FOM(ホスミシン錠)は、承認されていない。 なお、抗生剤の投与量は、NFLX(ノルフロキサシン)は、バクシダール錠100なら、3錠/日(300mg/日)を分3内服、小児用バクシダール錠50なら、6mg/kg/日を分3内服(6~12mg/kg/日を分3内服)。FOM(ホスホマイシン)は、ホスミシン錠500なら、6錠/日を分3内服(ホスミシンとして、2~3g/日を分3~4内服)、ホ

    mio-spr
    mio-spr 2012/01/27
    #2011mar_baby