鼻水にはいろいろな種類がある。青くてトロトロしたタイプや透明で水のようなタイプなど、その時の体調によって様々に姿を変える。ここでは、このようにバリエーションに富んだ鼻水について考えてみたい。 鼻水は、体の中から湧いてくるのではなく、鼻の粘膜から出てくる。何かの原因で炎症が起こると、鼻の周りを流れる血液の水成分がしみ出してくる。これが鼻水の正体だ。しかし、出る原因、種類については多種多様である。 まずは、アレルギーによるもの。最近では花粉症が代表的だが、他にも人の体質により、ハウスダストなど様々なアレルギー性鼻炎がある。たいていは透明な水のような鼻水で、アレルギー物質があると、水道の蛇口を開いたかのように急に出てくるタイプだ。体は侵入してきたアレルギー物質を洗い流そうと必死なのである。しかし、逆に原因物質がなくなれば、ピタリと止まってしまう。 次に、なんと言っても風邪のときである。風邪