トップ > 暮らし・健康 > 暮らし一覧 > 記事 【暮らし】 乳幼児の窒息事故 発達に応じた食べさせ方を Tweet mixiチェック 2012年9月6日 万が一食べ物が詰まった場合は、背中をぐっと押す=愛知県大府市のあいち小児保健医療総合センターで 食べ物による子どもの窒息事故が後を絶たない。日常的によく口にする食べ物も、年齢や食べ方によっては窒息の原因となる可能性がある。子どものかむ力など、体の発達に合わせた食品選びを心掛けるとともに、万が一、のどに詰まった場合の対処法を身に付けておきたい。 (稲熊美樹) あめ、パン、リンゴ、カップ入りゼリー。東京消防庁が十二歳以下の子どもが重症となった窒息事故を分析し、原因と考えられる食べ物だ。 厚生労働省の人口動態調査によると、毎年二十人以上の乳幼児が、食べ物の誤嚥(ごえん)が原因で窒息死している。二〇一〇年は、全国で〇~四歳の子ども二十五人が