台湾台北市からローカル路線に乗り換えて約40分で着く「侯硐(ホウトン)」駅。ここは、台湾の瑞芳区にある小さな炭鉱の町で、日本の植民地時代に台湾北部の外に資源を輸送するために敷かれた宜蘭線が良い状態で保たれている風情のある場所である。 1990年代に鉱業が寂れ始め住民は町の外へ流出、たった数百人の住民が残されたこの街が再びスポットライトをあびるきっかけをつくったのは、猫、まぎれもなく猫たちのおかげなのである。 2008年頃、猫好きの人々が、地元の人々に捨てられた猫たちに良い環境を与える目的でボランティアチームを作った。彼らは猫の写真を次々とネットに投稿しはじめ、台湾中の猫好きな人々の間で大評判になった。 ホウトン駅は千と千尋の神隠しのモデルで有名な 九分の最寄り駅「瑞芳」の隣の駅である。 この画像を大きなサイズで見る 地元のブログに書き込まれた訪問者らの賞賛の声が、より多くの猫好き達をこの場