中国を旅行されたことがある方はよくご存知だろう。あの国では生水を飲んではいけない。衛生面の問題もさることながら日本の水と硬度が異なるためお腹を壊すこともあり、ガイドブックにも「中国の水は臭い」「沸かしても飲まない方がいい」などと書かれている。 記者も中国の水道水は絶対に口にしてはいけないものだと固く信じていた。そんな折上海でとてもおいしいコーヒーが飲めるお店を発見。聞けば現地の水道水で入れられたコーヒーだという。 ええっ!! 中国では普通わざわざ飲用水を買って飲むのに、水道水を使うとはどういうこと!? お店の方に早速お話を聞いてみた。 上海で一番おいしいコーヒーが飲めるのは、テレビ塔などが見渡せる上海の観光スポット「外灘(バンド / ワイタン)」に程近い「アルトコーヒー」だ。 オーナーの野村浩哉さんは大阪の老舗コーヒー専門店で修行後、上海に移住。2006年にお店をオープンさせた。 野村さん