■完全無欠の電気自動車 100%Electric! テスラモーターズ(TeslaMotors)のウェブサイトに刻まれたキャッチコピーだ。イーロン・マスク率いるこの無名のベンチャー企業が2008年から量産する「テスラロードスター」は、バッテリーとモーターで走る完全無欠の電気自動車だ。あのコピーは、ハイブリッドカー、つまり、世界のトヨタを挑発している。 自動車も、やっと本来の姿に戻るのかもしれない。今から100年前、自動車の動力はまだ定まっていなかった。ガソリン自動車は爆発の危険があり、電気自動車や蒸気自動車の方がまだマシだった。ところが、不世出の天才ヘンリー・フォードとそのライバルたちの不屈の努力によって、ガソリン自動車が勝利したのである。 あのサバイバル競争で、電気自動車が勝利していたら、世界はどうなっていただろう。電気自動車は「電動モーター+バッテリー」で動くので、排出ガスはゼロ、完全無
ガソリン高騰で、日産、トヨタ、三菱、GM、フォード他と続々電気自動車への取り組みを明らかにしている。だが、こうした競争に先んじるばかりではなく、ブランドとしての商品価値を加え、先行する企業がシリコンバレーに存在する。スポーツタイプの電気自動車を手掛けるテスラモーターズだ。 今年5月、同社の主力車種、テスラ・ロードスターの販売店がロサンゼルス市内のハリウッド側にオープン。音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズ、女優のダリル・ハンナらが参加し、場を盛り上げた。2号店はスタンフォード大学側に開設予定。気になるテスラ・ロードスターの価格は10万9000ドル(約1150万円)から。一般人には高い電気スポーツカーだが、次にホワイトスターという約600万円ぐらいの量産セダンが出る予定。テスラはその先に、300万円台の電気自動車も出していく。ベンチャー企業のテスラ・モーターズだが、トヨタ、ホンダ、G
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