選挙情報サイトの選挙ドットコムさんに以下の記事を寄稿しました。 go2senkyo.com 今回は現職を中心とした候補者たちが談合を行い、選挙を無投票にしようとする不正である「無投票工作」について、1994年の沖縄県の伊良部町議会選と2003年の青森県の東北町議会選という2つの実例を交えて紹介しています。 なお、記事中で紹介できなかった補足情報を紹介します。 今回のテーマは候補者たちが談合を行い選挙を無投票にするという手口ですが、珍しい無投票工作の事例として、他候補の立候補辞退の書類を偽造して、無投票に持ち込もうとした事例があります。 このような事件が起きたのは1969年の埼玉県の飯能市農業委員会選でした(農業委員会は公選制であった時期があります。詳しくはこの記事を参照してください。)。この選挙では、各地区の推薦人のみが立候補するという形で談合に無投票工作が画策されていましたが、地区推薦か