先日,Web2.0マーケティングをテーマにしたカンファレンス“NET Marketing Forum 2006”に出席してみた。 Web2.0関連の催しとなると,毎週,どこかで開かれている。でも今回のNET Marketing Forumはちょっと趣が違っていた。まず特徴的だったのは,来場者の多くがネクタイ族であったことだ。年齢で見ても,20代の若者だけではなくて,30代~40代の中堅ビジネスパーソンが目に付いた。 一方,これまで小生が出席したネット関連カンファレンスに限れば,20代から30代前半の若いTシャツ族が目立ち,マニアックな専門的な議論が中心であった。こうしたカンファレンスに参加する若者の多くは,SEOやロングテール,検索広告などに熟知しているのだろう。だが,大手企業の中堅マーケターや企画担当者にとっては,敷居が高かったたかもしれない。 Tシャツ族が頑張っただけでは,Web2.0