ATI買収で勢いを見せるAMDだが、今後もその勢いを保つにはイノベーションが鍵となる――米調査会社In-Statが、AMDに関する報告を発表した。 In-Statはこれらの報告で、AMDのシェアが2004年以来拡大を続け、PCとサーバの両市場で22%以上に達していること、AMDのATI買収がCPU、GPUベンダーからファウンドリに至る「PC生態圏」全体に大きなインパクトを持つ可能性が強いこと、IntelのCoreプロセッサ導入と、対するAMDのイノベーションの動きなどを分析/報告している。最近のAMD、Intel両社の動きがプロセッサ業界をどう変えるかを判断するには、少なくともあと1年を要するだろうと予測、AMD/ATIの勢いが続くかどうかは、今後のイノベーションの成否による、としている。 関連記事 夏はAMDとIntelの正念場 値下げ競争や新製品の投入合戦でしのぎを削るAMDとInte