中国時間3月22日、ついにグーグルが中国本土での検索サービスから撤退することを発表した。1月12日に撤退の可能性に言及してから2カ月あまり、1つの私企業としては実に大きな決断である。 予想通り、中国内外のメディア報道は百家争鳴となった。中国の理不尽な検閲要求を拒否してネット上の「言論の自由」を守ろうとしたグーグルを持て囃す論評もあれば、中国で中国の法律を守るのは当然として中国政府を擁護する声も少なくない。 それにしても、今回の事件に「勝者」はいたのだろうか。中国は結果的にグーグルを撤退に追いやり、同社から有形無形の協力を得られなくなった。グーグルも巨大な中国市場を自ら放棄した。双方ともその見返りとして一体何を得たのだろうか。疑問は尽きない。 既存メディアのありきたりの報道に筆者はどこか違和感を感じている。今回は、この興味深いグーグル撤退エピソードを、米中「サイバー冷戦」という全く別の視点か
GoogleがMicrosoftを抜く…2010年の世界で最もブランド価値が高い企業トップ10 企業の価値を決めるのは資本や収益だけではありません。 毎年ブランドコンサルティング会社によって、世界のブランド価値ランキング調査がされているのですが、2010年も企業格付けと言うべきランキングが発表されています。 世界で最も価値のある企業をご覧ください。 このランキングは、企業のブランド価値を、業績、リスク、将来性、長所などを評価して算出したものだそうです。 10位 トヨタ 273.2億ドル(約2.5兆円) アメリカとイギリス企業が占める中、トップ10に唯一日本企業として名を連ねていますが…。最近の不祥事を考えると来年は大きく順位を落としそうです。前年10位。 9位 ヒューレットパッカード(HP) 273.8億ドル(約2.5兆円) PCの販売台数は2009年も1位でした。 8位 HSBCホールデ
ワシントン(CNN) ネット検索大手の米グーグルは12日、中国で何者かが人権活動家の電子メールに不正アクセスしようとした痕跡があると発表し、ネット検閲をこれ以上続けなければならないのであれば、中国サイトの閉鎖や同国からの撤退も辞さないとの姿勢を示した。 グーグルによると、12月半ばに何者かが同社など20社あまりを狙って巧妙なサイバー攻撃を仕掛けた。狙われたのは米国、欧州、中国に住む人権活動家の電子メールだが、攻撃の目的は達成されなかったようだとしている。 しかし、今回のような攻撃や監視を受けている実態に加え、中国ではこれまでにもウェブ上の言論統制を強める動きがあったとグーグルは説明。中国で運営している検索サイト「Google.cn」で中国政府が問題視するサイトが表示されないなど結果が操作されている実態についても、「検索の検閲をこれ以上続けたくないとの判断に至った」と述べた。 こうした
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