先日放送された「懺・さよなら絶望先生」12話。おまけエンディングは木村カエレ(小林ゆう)の「プライベイトレッスン」でした。この時の映像がエッシャーだらけです。昔エッシャーがらみの本を読みまくった身としては捨てておけないので、元ネタとなった作品の説明を書いておくことにしました。紹介は映像の流れる順番です。日本語の作品名は甲賀コレクションのカタログに従いました*1。 エッシャーの作品は日本では「だまし絵」の一言で片付けられることが多いです。が、その中に含まれる、変化、図と地、周期性、対称性、無限、極限などの美しい概念をトリックアートとして済ますのは浅薄の極みと言えます。みんなこれを読んで絶望先生からエッシャーにポロロッカしてください。 魚に覆われた球の表面 1958 これより見やすい画像が後で現れるので説明はそちらにまわします。 昼と夜 1938 おそらく一番有名な作品の一つです。画面左側が昼