前橋東署は26日、傷害の疑いで前橋市の市立中学2年の男子生徒(14)を逮捕した。 逮捕容疑は、16日午前11時半ごろ、中学校のグラウンドでサッカーの練習中、顧問の男性教諭(25)の胸ぐらをつかんで転倒させ、首などに軽傷を負わせた疑い。 前橋東署によると、教諭は20日に被害届を提出した。男子生徒は「練習を途中でやめたので頭にきた」と容疑を認めているという。
前橋東署は26日、傷害の疑いで前橋市の市立中学2年の男子生徒(14)を逮捕した。 逮捕容疑は、16日午前11時半ごろ、中学校のグラウンドでサッカーの練習中、顧問の男性教諭(25)の胸ぐらをつかんで転倒させ、首などに軽傷を負わせた疑い。 前橋東署によると、教諭は20日に被害届を提出した。男子生徒は「練習を途中でやめたので頭にきた」と容疑を認めているという。
大阪市平野区で姉=当時(46)=を刺殺したとして殺人罪に問われ、1審大阪地裁で発達障害の一種のアスペルガー症候群などを理由に「社会に受け皿がない」として、求刑懲役16年を超える懲役20年の判決を宣告された無職、大東一広被告(42)の控訴審判決公判が26日、大阪高裁で開かれた。松尾昭一裁判長は「出所後は公的機関の支援があり、受け皿はある。量刑は重すぎて不当」などと1審判決を破棄、懲役14年を言い渡した。 昨年7月の裁判員裁判の1審判決は「アスペルガー症候群の影響は量刑上、大きく考慮すべきではない」「反省が不十分。再犯のおそれがあり、長期間刑務所に収容することが社会秩序のため」などとしていた。 これに対し、松尾裁判長は判決理由で「(生活の面倒を見ていた)姉の善意を嫌がらせと受け取るなど、アスペルガー症候群が犯行に至る経緯や動機に大きく影響した」と指摘した。 さらに、「十分に反省の態度を示せない
裁判員らは迷うことなく「初犯で1人殺害」の被告に極刑を選択した。岡山市内で平成23年9月、派遣社員の女性=当時(27)=を殺害したとして強盗殺人や強盗強姦、死体損壊・遺棄などの罪に問われた元同僚の大阪市住吉区、無職、住田紘一被告(30)に対する裁判員裁判で、岡山地裁は14日、求刑通り死刑判決を言い渡した。性欲を満たすため犯行に及んだという被告。その身勝手さに加え、命乞いする被害者を躊躇(ちゅうちょ)なく殺害し、遺体をバラバラにして遺棄した残虐性、「殺人は是認される」といった公判での異常な言動も考慮し、「被害者複数で死刑」という過去の判例にとらわれることなく判決は下された。「好みの女性を選んだ」 今月5日から集中審理された公判では、犯行の残虐ぶりが改めてクローズアップされた。 検察側の冒頭陳述や論告によると、住田被告は岡山市の元勤務先の倉庫に女性を誘い込み、現金2万4000円入りのバッグなど
日本に自国の文化を広めたいと志したネパール人男性の命が夢半ばにして絶たれたのはなぜか、法廷で明らかになり始めた。大阪市阿倍野区で昨年1月、飲食店経営のビシュヌ・プラサド・ダマラさん=当時(42)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われた白石大樹(ひろき)(22)と知人の白石美代子(23)の両被告に対する裁判員裁判が20日から大阪地裁(長井秀典裁判長)で始まった。被告側は殺意を否定し「当日はかなり酒を飲んでいた」などと主張。ただ、暴行をとらえた防犯カメラの映像はむごたらしく、「真実を知りたい」と法廷に足を運んだダマラさんの妻は厳しい表情を浮かべた。「面白がって暴力」 「被害者、遺族の方、申し訳ありませんでした」。神妙に証言台の前で頭を下げる2人。しかし、その後に法廷のモニターに映し出された防犯カメラの映像は凄惨(せいさん)なものだった。路上に横たわり、無抵抗の男性を上から踏みつけたり、自転車
兵庫県小野市が、生活保護費や児童扶養手当を、パチンコなどで生活が維持できなくなるまで浪費することを禁止する条例案を27日から始まる市議会に提案する方針であることが22日、分かった。市によると、条例案は受給者の責務として「パチンコ、競輪、競馬などに費消し、生活が維持できなくなる事態を招いてはならない」と具体的に明記。市民が不正受給や浪費を見つけた場合、速やかな情報提供を求めている。不正は警察官OBが調査し、改善を目指すという。
日本テレビの報道番組「真相報道 バンキシャ!」で17日、ロシアの隕石落下を伝えるニュースの中で、経済評論家の宋文洲氏が「(隕石は)尖閣諸島に落ちればよかった」と発言し、アナウンサーが謝罪する一幕があった。 宋氏は、番組のゲストコメンテーターである「ご意見バン!」として出演。ロシアの隕石落下について、「尖閣に落ちて島がなくなれば、領土問題がなくなる」といった趣旨の発言をした。メーンキャスターの福沢朗氏が「大胆な発言ですね」などと取りなし、約20分後に女性アナウンサーが「スタジオで不適切な発言がありました」と謝罪した。 宋氏は中国出身で、経営コンサルなどを行う「ソフトブレーン」創業者。経済評論家としてテレビ番組などに出演している。
三重県名張市の市立中学校で昨年12月、男性教諭が女子生徒の頭をたたいていたことが14日、同市教育委員会への取材で分かった。女子生徒にけがはなく、市教委は男性教諭を口頭による厳重注意とした。 市教委によると、女子生徒が授業中に携帯電話を触っていたため、授業をしていた別の教諭が注意。女子生徒が言うことを聞かなかったため、授業終了後、男性教諭が呼び出して注意している際に女子生徒の頭を平手で1回たたいた。 男性教諭は「素直に非を認めなかったので手をあげた」と話している。男性教諭は直後に女子生徒と保護者に謝罪したが、女子生徒は数日間欠席したという。 市教委は2月上旬に学校からの報告で把握。男性教諭による体罰は他には確認していないとしている。和南義一学校教育室長は「体罰は許されない。教員の指導を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
大阪府大東市のJR学研都市線野崎駅で、快速電車にはねられて死亡した同市内の小学5年の男児(11)が残したとみられるメモに、男児が通う小学校の統廃合中止を求める内容が記されていたことが15日、関係者への取材で分かった。 大阪府警四條畷署によると、メモは同駅ホームに残された男児のリュックサックのそばに置かれており、「どうかひとつの小さな命とひきかえに、統廃合を中止してください」という趣旨の文言が書かれていた。 同市教委によると、男児が通う小学校は市立小学校統合実施計画に基づき、近隣の2校と統合され、3月で廃校になることが決まっていた。同校児童は4月から2校に分かれて通うことになっており、男児は廃校について気にする様子をみせていたという。 今月17日には閉校式が行われる予定だったが、市教委は男児の自殺を受けて延期を決めた。 男児は14日は通常通り登校。午後4時25分ごろ、同駅のホームから線路に下
今年1月、この連載の19回目で取り上げた遠隔操作ウイルス事件で、容疑者の男が逮捕された。容疑を否認しており、真相は捜査の進展を待たねばならないが、モテなさそうというのが第一印象である。 そういえば、昨年10月に連載8回目で取り上げたiPS騒動男も、モテそうになかった。彼が性愛的に満たされていたら、虚言によって自己愛や自己顕示欲を満たそうとするようなことはなかったのではないか。 もちろん、モテないから反社会的行為に走るというのはあまりにも短絡的な発想だ。だが、モテるか、モテないかは、特に男性にとって、「レゾン・デートル(存在価値)」に関わる一大事のようである。 たとえば、今日はバレンタインデーだが、チョコがゼロだったらどうしようという不安を抱いている男性が多い。こうした男性心理を利用して、キャバクラなどでは、「あなただけよ」という甘いささやきとともにバレンタインチョコが手渡されるらしい。 な
橋下徹大阪市長の特別秘書の奥下剛光氏(37)は職務上必要なく、市税の無駄遣いだとして、大阪市民79人が13日、平成24年2月~25年1月の特別秘書給与など約600万円の返還を求め、住民監査請求した。 請求は、奥下氏の業務は橋下市長からの特命事項に関する連絡調整などであり、毎日生じるものではないと指摘。情報公開請求の対象とならず監視する仕組みもないため、業務の実態は不明だと訴えた。 また奥下氏の母親は政治団体「橋下徹後援会」会長であることから、後援会関係者の採用は、市長の裁量権を大幅に逸脱する行為で違法だと強調した。 奥下氏は日本維新の会共同代表を兼務する橋下市長の公務だけでなく、政務にも関わっている。 奥下氏の採用について、橋下市長は記者団に対し、「条例に基づいており、問題はない」と述べた。
羽田空港国際線で1月、フランス人の女が覚せい剤と合成麻薬MDMA計約4・6キロを密輸したとして、覚せい剤取締法違反などの疑いで警視庁に逮捕されていたことが9日、分かった。薬物の末端価格は数億円に上るとみられ、東京地検が同法違反(営利目的輸入)などの罪で起訴した。 女は自称写真家、イザベル・レスリー・カンプス被告(51)。「知らない人に『荷物を日本に運んでほしい』と頼まれた。中身が何か知らなかった」と否認しているが、警視庁は計画的に密輸を行っていたとみて、覚せい剤などの入手先や密売ルートを捜査している。 捜査関係者によると、1月9日、仏シャルル・ドゴール空港から羽田便で入国した際、二重底にしたキャリーケース内に覚せい剤約2キロとMDMAの錠剤約2・6キロを隠し持っていたとされる。
遠隔操作ウイルス事件でインターネット掲示板「2ちゃんねる」で昨年、大量殺人を予告して漫画本のフリーマーケットの運営者側の業務を妨害したとして、警視庁などの合同捜査本部が東京都江東区の男(30)を威力業務妨害容疑で逮捕する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は男を神奈川県藤沢市の江の島で記録媒体付きの首輪をネコに付けた人物と特定しており、事件の全容解明を進める。 捜査関係者によると、男は昨年8月、ウイルスで遠隔操作した愛知県の会社の男性のパソコンを通じ、2ちゃんねる上に「コミケ(コミックマーケット)で大量殺人する」などと書き込み、運営者側に警備の強化などをさせて業務を妨害した疑いがある。警視庁は江の島の防犯カメラの映像で男がネコと接触しているのを確認。記録媒体は真犯人のものと断定されており、男が真犯人である疑いは強い。 記録媒体は今年1月5日に真犯人から送られたメー
「お兄ちゃん、寄ってってえ」。年配の女性が客を呼び込む傍らで、座椅子に座った美女が妖(よう)艶(えん)な笑みを浮かべ、ひらりひらりと手を振った。旧遊郭として知られる大阪市西区の繁華街、通称「松島新地」で1月、女性に売春をさせていたスカウトグループの男らが、売春防止法違反などの容疑で大阪府警に逮捕された。風俗嬢に暴利のヤミ金融を紹介し、がんじがらめにして売春宿に送り込む-。こんな極悪手口を得意とし、大阪を中心に暗躍していたスカウトグループに捜査の手が入ったきっかけは、「返しても返しても借金が減らない」と悲嘆した女性たちのSOSだった。料理店「美人座」の摘発 昨年3月、大阪府警布施署に22歳の女性2人が助けを求めて駆け込んできた。 「借金のカタに松島新地で売春させられている」 事情を聴くと、ホストクラブ遊びなどで数十万円の借金を抱え、その返済のために売春婦として働かされているのだという。 「お
告発した15人が「被害者」で全柔連の強化体制が「加害者」。1週間足らずの報道で、こんな構図が世間に定着しつつある。前代表監督は顔の見えない相手に実態も程度も定かでない「暴力」の担い手として批判され、社会的地位に致命傷が加えられた。 その一方で、告発した15人は今もJOCの配慮で氏名が伏せられている。JOCが匿名性を重視したことは、指導者より弱い選手の立場を思えばやむを得ないとしても、顔の見えない選手側の要求だけが次々と形になっていることに違和感を覚える。 選手個々が「暴力」や「パワーハラスメント」で具体的にどんな実害を受け、忍従を強いられたのか、いまだに明かされていない。だから、15人の苦しむ顔が痛みを伴って伝わってこない。 近く選手の聴き取り調査に当たる橋本聖子JOC理事は「選手には訴えた責任がある。あまりにもプライバシーを守りすぎると改革ができない」と指摘する。より具体的で詳細な被害が
埼玉県教育委員会は4日、県立川口工業高校の40代の男性教員が、修学旅行前に担任するクラスの生徒から集めたパスポート28冊のうち1冊を紛失し、男子生徒1人が修学旅行に参加できなかったと発表した。保管していた机は施錠しておらず、県教委は「管理が不十分だった」として教員の処分を検討している。 県教委によると、同校では1月29日~2月1日まで台湾で修学旅行を実施。生徒が持参し忘れないように、担任が事前に全員のパスポートを預かることにし、担任は職員室と教科準備室の2カ所の机の引き出しで保管していた。 担任は1月下旬頃に男子生徒のものがなくなっていることに気付いた。探したが見つからず、出発前日に生徒と保護者に謝罪。担任は引率のため修学旅行に参加したが、生徒は参加できず、この間は学校に登校したという。
「目の前にいたのは犯罪者。自分の対応が違法という認識はなかった」。暴言を吐き、エックス線検査に無理やり同意させたとされる税関職員は、法廷でこう断言した。覚醒剤を飲み込むなどして密輸したとして、覚せい剤取締法違反などの罪に問われた、いずれもウガンダ国籍のタマレ・フレッド・ケリー(39)とセカビラ・ヌー(36)両被告の裁判員裁判は、大阪地裁(増田耕児裁判長)で2月6日にヤマ場を迎える。判決などに先立ち、職員の行為が違法なものだったかどうかの判断が下されるからだ。違法と判断されれば、押収された覚醒剤などが違法な手続きを経て得られたものだとして証拠採用されず、無罪の公算が一気に大きくなる。GWなのに軽装で商用…職員に不信感 「お前の意思や。はよ書かんかい。はよ書け言っとるんじゃ」 「怒鳴る必要ないでしょう。穏やかにできるはずでしょう」 1月16日の大阪地裁504号法廷。静まりかえる中、生々しい音声
鳥取市教育委員会は1日、市内の全中学校について部活動を1~3日まで中止にすると発表した。市教委に1月31日、「部活動を中止にしないと何人か殺す。自殺する覚悟がある」などとする手紙が届いたための措置としている。
第2次大戦でナチス・ドイツ軍敗北の流れを決めた「スターリングラード攻防戦」のソ連勝利から2月2日で70年になるのを前に、戦地だったボルゴグラードの市議会は1月31日、戦勝記念日など年6日に限り、「(当時のソ連指導者)スターリンの都市」を意味する旧市名スターリングラードを使用することを承認した。 旧市名使用は退役軍人らが要求。中立系世論調査機関レバダ・センターの昨年の調査では、市名変更賛成はロシア全土で18%にとどまったが、圧政を敷いたスターリンを否定的にみる人は1998年の60%から昨年は22%に減少。プーチン政権の愛国心鼓舞政策を背景に、国民のスターリン観は変わりつつある。 ボルゴグラード市は2月2日の同攻防戦勝記念日や、5月9日の対ドイツ戦勝記念日などの演説やパレードなどの際、「英雄都市スターリングラード」と自称する方針。(共同)
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