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ブックマーク / courrier.jp (105)

  • 昨年9月以降に100人以上が自殺未遂… 絶望感が蔓延するカナダの先住民居住区

    カナダのオンタリオ州北部に位置するアタワピスカト先住民居住区で自殺未遂が急増している。同地区には約2000人が住んでいるが、2015年9月以降、100人以上が自殺を図り、そのうちの1人が死亡。16年4月も9日までに11人が自殺未遂を起こしており、地区の指導者層は満場一致で非常事態を宣言した。 地区長のブルース・シシーシュによれば、発端と見られるのは15年9月に10代の少女5人が服薬自殺を図った事件だ。それ以降、自殺を試みる人が増加傾向にあるという。4人の保健従事者が不眠不休で事態に対応しているが専門家ではないため、カナダ政府は5人の精神科医を派遣することに決めた。 彼らを自殺に追い込んでいるのは、社会への絶望感だ。カナダの先住民は約140万人(人口の約4%)いると言われているが、貧困率が高く、医療や教育をまともに受けることすらままならない。老朽化した2〜3LDKの住まいに15人で住んでいる

    昨年9月以降に100人以上が自殺未遂… 絶望感が蔓延するカナダの先住民居住区
    miruna
    miruna 2016/04/29
  • ウクライナのフォークトロニカ・バンド | 原発作業員“最期の声”を電子音にのせて奏でる

    ONUKA(オヌーカ)は、ウクライナで最も成功したミュージシャンだ──「セヴォドニャ」誌をはじめ、ウクライナのメディアはこぞってそう評す。 2014年にデビューアルバムをリリースするなり、iTunesの国内チャートで1位を獲得。サウンドもビジュアルもとびきりファッショナブルで、モード誌「VOGUE」のウクライナ版で特集が組まれ、「ELLE」ではスタイルアワードを受賞。ウクライナで瞬く間にセレブの仲間入りをした。 2015年は欧州で15の国際音楽フェスに出演し、米国やカナダでもライブを行うなど、世界に羽ばたくウクライナバンドとして注目を集めつつある。 バンド名は、ウクライナ語で「孫娘」を意味する。メインボーカルのナタ・ジシュチェンコの祖父がウクライナの民族楽器の有名奏者だったことに由来する。ONUKAの音楽は「フォークトロニカ」と呼ばれるジャンルのもので、電子音に民族楽器のアコースティックな

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    miruna 2016/04/29
  • 死刑を廃止した国で「和解」は実現するのか?(上) | 100万人を虐殺した3万人が、もうすぐ社会に戻ってくる

    虐殺者たちの「心のケア」 ガサボ刑務所の集会所は広々としている。何百人も収容可能なこの建物はレンガの壁で囲まれ、屋根は金属製、窓につけられた鉄格子の隙間からは緑の丘が見える。 しかし、5月のある午後、そこには虐殺の罪に問われた20人の囚人と、私を含めた数人の訪問者しかいなかった。みんなで輪になって椅子やベンチに座る。囚人の頭は刈りこまれ、その黒々とした肌は、着ているピンクやオレンジの囚人服とくっきりと対照をなしている。 私は隣に座っていたしわだらけの老囚人を見ながらこんなことを思っていた。 いったい何人を、どんな武器で、どれほどの憎悪で、彼は殺したのだろう――。 ガサボ刑務所には約5000人の囚人がいる。彼らの約半数が、あの恐ろしい民族浄化、ホロコーストにかかわる罪で投獄されているのだ。 1994年4月、ルワンダの多数派民族フツ族の指導者が部下に「少数派のツチ族を根絶やしにせよ」と命じた。

    死刑を廃止した国で「和解」は実現するのか?(上) | 100万人を虐殺した3万人が、もうすぐ社会に戻ってくる
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    miruna 2016/03/28
  • 萌えキャラから難民問題まで… なぜ日本では「漫画」が大論争の原因になるのか | COURRiER Japon NEWS

    なぜ日漫画はしばしば国境を越えたニュースの発信源になるのだろうか。 英紙が研究者たちに取材、その背景にある「多様さ」を探った。 from The Observer (UK) Text by Justin McCurry 今年の5月、日の志摩市で開かれるG7(先進国首脳会議)はすでに論争を引き起こしているが、その内容は政策をめぐるものではない。志摩市公認キャラクターとされた「碧志摩メグ」をめぐるものである。メグはこの地域で有名な海女の服装に身を包んだ10代の少女をモチーフにした、漫画のキャラクターである。 だが、海女の多くは60代から70代であり、呼吸装置なしで潜って真珠やアワビを取っている。そこで一部の市民が、メグは海女の現実を反映していない性差別主義的な存在であると非難の声をあげたのだ。その結果メグは市の公認から外れたが、独自の“萌えキャラ”として活動を続けている。 日

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    miruna 2016/02/21
  • 肉も魚も卵も食べない「ヴィーガン」生活を続けて1年…23歳の女性が経験した“命の危機” | ベジタリアンよりもさらに厳格な菜食主義者

    ベジタリアンよりもさらに厳格な菜主義者 肉も魚も卵もべない「ヴィーガン」生活を続けて1年…23歳の女性が経験した“命の危機” ヴィーガン生活を貫いた結果… ベジタリアンよりもさらに厳格な菜主義者「ヴィーガン(ビーガン、Vegan)」。1944年に英国で誕生した彼らは、肉や魚だけでなく、乳製品やハチミツもまったく摂らない「完全菜主義」を実践している人たちだ。動物愛護の精神を徹底するため、衣住すべてにおいて動物由来のものはNGとなっている。 ところが、そんな極端な生活を続けると、健康になるどころか逆に生命の危険に陥ってしまう──と、若い米国人女性が自らの経験を元に強く警告するを刊行し、注目を集めている。英「デイリー・メール」や米「ニューヨーク・ポスト」など複数のメディアがこの件を報じている。 米国カリフォルニア出身のジョーダン・ヤンガーは2年前、23歳の学生時代にライフスタイルをヴ

    肉も魚も卵も食べない「ヴィーガン」生活を続けて1年…23歳の女性が経験した“命の危機” | ベジタリアンよりもさらに厳格な菜食主義者
    miruna
    miruna 2016/01/03
    “一部の過激なヴィーガンたちからは、殺害するという脅迫も受けた。”