中国軍、総合格闘家を部隊に配属 インド軍との衝突直前に 報道 2020年06月29日13時17分 【北京AFP=時事】中国とインドとの間で今月発生した衝突の直前、中国が境界線付近に配置された軍部隊に、登山家や格闘家らを配属させていたことが分かった。中国国営メディアが報じた。(写真はインド・ラダック地方レーの上空を飛行するインドの戦闘機) 拳・石・こん棒、ヒマラヤ高地のローテクな戦い 中印衝突 山岳地帯に位置する係争地域では、双方とも核保有国である両国関係が緊迫する事態はまれではない。だが今月起きた衝突では、過去50年以上で最多の死者数を出す事態となった。 中国の軍事紙「国防時報」によると、チベット自治区の区都ラサで今月15日、エベレストに登頂した五輪の聖火リレー登山隊の元隊員や、総合格闘技チーム所属の格闘家らが所属する新たな民兵隊5部隊が査閲を受けた。 中国中央テレビは、ラサで数百人もの民