日本軽金属ホールディングスは、中核子会社の日本軽金属が名古屋工場で生産するアルミ板製品の検査において1996年ごろから不正があったことが判明したと発表。同工場はJIS認証を取得していたが、認証機関であるJQAによる臨時認証維持審査の結果、重大な基準違反があるとしてJIS認証が取り消された。 日本軽金属ホールディングスは2021年5月17日、中核子会社の日本軽金属が名古屋工場(愛知県稲沢市)で生産するアルミ板製品の検査において1996年ごろから不正があったことが判明したと発表した。同工場はJIS(日本産業規格)認証を取得していたが、JISの認証機関であるJQA(日本品質保証機構)による臨時認証維持審査(2021年4月22~23日)の結果、重大な基準違反があるとして同年5月14日付で名古屋工場のJIS認証取り消しが行われ、日本軽金属に通知されたという。 現時点で判明している不適切行為は2つある