前回というか、すごく前に紹介したことが1回ある。 今回はその総決算のようなもので、じっくりと映像とともに紹介したい。 「セント・オブ・ウーマン」は1992年に制作されたアメリカ映画。 ある事故で軍を退役し盲目となった、元・中佐「フランク・スレード」と、そのお世話のアルバイトにやってきた「チャーリー・シムズ」とが中心として物語を展開させていく。二人は、別々の岐路に立たされるが、その葛藤、苦しみを通して互いにわかりあっていき、「生きること」の素晴らしさを見つける作品。 この作品でたびたび挙げられるのが、フランク中佐を演じるアル・パチーノによる名演技である。 目を動かさず、まるで本当に見えていないかのような演技、そしてフランク中佐の鋭い洞察力や苦悩をその中で表現したというのは、すさまじいものがある。 また、チャーリ・シムズ役を演じた、クリス・オドネルはこの作品で助演男優賞を獲得した。その後も話題
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