縦に長い日本列島には、全国においしい特産品が多くある。中でも、東北の岩手県といえば、何をイメージするだろうか? しらべぇ編集部が、岩手県民とそれ以外に分けて「岩手を代表する名産品」について聞いてみたところ、興味深い結果があらわれた。 ■全国の印象は「わんこそば」に集中 岩手県民(居住経験者を含む)をのぞく全国の人たちの意見が集中したのは、「わんこそば」で6割を超えた。盛岡冷麺、三陸の牡蠣と続くが、どちらも1割台だ。 盛岡市や花巻市では、わんこそばを食べる量を競う競技会が数十年前から行なわれており、40分間で530杯を食べた強者もいるという。 しかし、もともとの由来は温かいつゆにつけた蕎麦を「冷める前・伸びる前のいちばんおいしい状態でちょっとずつ食べてほしい」というおもてなしの心のあらわれとも言われる。 ■県民の中では「盛岡冷麺」も健闘 一方、地元をよく知る岩手県在住・居住経験者の声はややバ