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ブックマーク / 1000ya.isis.ne.jp (2)

  • 1289 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    エロスとタナトス ノーマン・ブラウン 竹内書店 1970 Norman O. Brown Life Against Death 1959 [訳]秋山さと子 生きる情動と死の衝動。 生のエロスと死のタナトス。 この二つは何としても切り離せない。 二つの発現を少しずつ瞬間のほうに縮めていけば、 エロスとタナトスは表裏一体になる。 それをフロイトは「無意識」にとじこめた。 この二つは、その来の姿のまま取り出してはまずいのか。 どうすれば「文化」になっていけるのか。 名著として鳴るノーマン・ブラウンの書は、 ここに博覧強記をもってその可能性を開示した ぼくが身近で知るかぎり、「エロスとタナトス」という言葉が大好きで、このツーピースをやたらに連発するのはアラーキーこと荒木経惟である。「ぼくの写真はエロスとタナトスを撮ってるからね」「ほらこの花がさ、エロスとタナトスの裏返しなんだよ」「やっぱりエロ

    1289 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    miruzouq
    miruzouq 2017/05/24
    お腹すくとめちゃエロスを感じる "やっぱりエロスを追求するとタナトスになるんだよな"[フロイト][タナトス][エロス][精神分析][快感原則][写真][世界観]
  • 0316 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    魔の山 トーマス・マン 新潮文庫 他 1969 Thomas Mann DerZauberberg 1924 [訳]高橋義孝 ハンス・カストルプの名を会話のなかで交わさなくなって、どのくらいたっただろうか。最後にこの主人公の名が出たのは岩井寛さんと出会ったころだったように記憶する。岩井さんは青春の名作を持ち出すのが好きな文学や芸術好きの精神医学者だった。もう三十年近く前のことだ。 それまではハンス・カストルプはラスコーリニコフやジュリアン・ソレルやドリアン・グレイとともに、あるいは三四郎やデミアン、時任謙作やヨーゼフ・Kやトニオ・クレーゲルとともに語られていた。そのころまではこうした文学の主人公が人生の代名詞かもしくは社会の難問の代名詞だったからだ。 いまはすっかりそんなことがなくなった。古典の主人公の名どころか、ガルシア゠マルケスの『百年の孤独』(新潮社)やミラン・クンデラの『存在の耐え

    0316 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
    miruzouq
    miruzouq 2015/07/21
    ブラックアウトする気持ちで立ち向かいたい
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