『女装と思想』vol.7 は、あしやまひろこ氏(@hiroko_TB)主宰のテクノコスプレ研究会が昨年の冬コミ(c93)で頒布した雑誌です。ボクは年末3日間浜松でアルバイトだったので、知り合いにお使いを頼んで入手しました。 『女装と思想』という雑誌の存在は、ツイッターで以前からフォローしていたあしやま氏のツイートを通じて知っていたのですが、『女装と思想』の実物を見た第一印象は、一見すると学術誌によくありそうなシンプルで格調高い装丁とデザインでありながら、中身は女装という「俗」なトピックを扱っているという落差、ギャップに「萌え」といいますか、ツボに入るような感覚がありました。記事は複数の執筆者が寄稿する「論文集」として構成されていて、女装に関する情報資源に飢えていた筆者にとってはまさに必読と感じられました。おととしの冬コミの時点で vol.1+2+3 vol.4+5 vol.6 は購入してい