コンピューターシステムなどにおいては、無駄を防ぐために、頻繁に利用されるデータやアクセスコストの高いデータを、例えばメモリーのような高速な記憶領域に一時的に格納しておく機能が利用される。これを「キャッシュ」と呼ぶ。 キャッシュDNSサーバーでは名前解決の効率を上げるために、名前解決の際に得られた情報を一時的にキャッシュとして保持する。また、検索対象が存在しなかった結果も同様にキャッシュとして保持するが、これは「ネガティブキャッシュ」と呼ぶ。 DNSの名前解決は、クライアントからの名前解決要求を受けたキャッシュDNSサーバーが、権威DNSサーバー群との間でドメイン名の反復検索を行い、その結果をクライアントに返すことによってなされる。一方で、人気のあるWebサイトのドメイン名などではその名前解決は繰り返し行われることになるため、その度にキャッシュDNSサーバーが反復検索を行うのは、キャッシュD
![キャッシュとネガティブキャッシュって何ですか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cfbcdcfd6c13624f15ee3a1b3f5145557e4f1c84/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1506%2F02%2Fph_kubota.jpg)