kenzee「前回、櫻井翔ソロ曲「HIP POP BOOGIE」を聴いていただきました。あのリリックのスゴイところはまったく従来の「ストリートの論理」が通用しない「ジャニーズアイドル」という立場を見事に逆手にとった姿勢なのだ。 大卒のアイドルがタイトルを奪い取る マイク持ちペン持ちタイトルを奪い取る HIP HIP POP BEAT YO ステージ上終身雇用 これは慶応幼稚舎からエスカレーター人生を歩んできたボンボン櫻井にしか書けないパンチラインだ。「マイク一本で夢をつかむ」という陳腐な物語を見事に相対化し、オルタナティブの設定に成功している。 What's Goin' On なにか違うと思わないかい? あんな大の大人が罵り合い大会なんてぼくらは見たくないんだい こうなりゃもう、おう咲き乱れる 本業の方々顔しかめる(櫻井翔「HIP POP BOOGIE」2008年) これはおそらく日本のヒ
![サクラップとゼロ年代(J-POPと自分探しPart.6) - kenzee観光第二レジャービル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b05817f5be6c5dba1916d0728b10ec767282d7ad/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fbungeishi.cocolog-nifty.com%2F.shared-pleasy%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)