与党は17日、安倍晋三首相が今国会の最重要課題に位置付ける働き方改革関連法案に関し、「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の規定など一部を修正する方針を固めた。本人が同意して高プロを適用した後でも、撤回して元の働き方に戻れる規定を盛り込む方向だ。来週中に衆院厚生労働委員会で採決し、衆院を通過させる構えだ。 日本維新の会の要望を取り入れる形。近く維新と詰めの協議に入り、賛成を取り付けたうえで6月20日までの会期内成立を目指す。「与党だけで採決を強行した」との批判を回避する思惑がある。
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