関西では大阪市議選と京都市議選で、公明党の公認候補の落選が相次いだ。 4人が立候補した大阪市議選の東成区選挙区(定数3)では、現職の則清ナヲミ氏(58)が大阪維新の会の新顔と最後までもつれ、4票差で落選。6人が立候補した京都市議選の下京区選挙区(定数4)では、現職の西山信昌氏(46)が6票差で落選。再選を果たせず、支持者に「このような結果になり、申し訳ない」と深々と頭を下げた。 公明は、関西では支持母体の創価学会が「常勝関西」と呼ばれる組織力を背景に衆院で小選挙区を複数維持するなど、選挙戦の強さを誇ってきた。