新しい考え方のリサイクルをテーマにしたショップ「パスザバトン」が、「丸の内ブリックスエア」に続き、「表参道ヒルズ」にオープンし、人気を集めている。小売り全体の景気があまり良くない中、なぜ「パスザバトン」に脚光があたっているのだろうか。 最初にリサイクルショップと聞いた時は、果たしてどんな店なのだろうと疑問を抱いた。リサイクルショップというと、家で使わないお中元やお歳暮、結婚式の引き出物が雑然と並べられ、一方で着なくなった服がラックにかかっている――あまりおしゃれではないイメージがあったからだ。 さて、「パスザバトン」のリサイクルは、どのような仕組みなのだろうか。聞いてみると、基本的には、出品者自身に値付けをしてもらう委託販売のかたちをとっている。出品の対象は、衣服や雑貨、日用品など幅が広いが、特徴的なのは、自分のことやプロフィールや写真など、そのモノを出品するヒト個人の歴史や価値観を感じさ
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