とうの昔に死語になったバズワードかと思っていた。何の話かというと「Web2.0」のことだ。そう言えば、Web2.0の企業版の「Enterprise2.0」という言葉もあった。今では、こうした言葉を口にするだけでも恥ずかしいと思っていたのだが、大きな間違いだった。なんと世界の企業のCIOは、仮想化やクラウドコンピューティングと並びWeb2.0を2010年の優先度の高い技術として挙げていたのだ。 これは、ガートナーが1600人の世界のCIOを対象に実施した、2010年の課題に関する調査で明らかになったものだ。この調査結果のうち「テクノロジ面の優先度ランキング」を見ると、1位が仮想化、2位がクラウドコンピューティングとまあ順当なところ。ところが3位には、Web2.0がランクインしている。ちなみに2009年版では、Web2.0は15位だそうだから大躍進である。この調査が発表された3月。もっと早く着
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