地域の大人が子どもに無料または低額で食事を提供する取り組み。2012年に東京都大田区で始まったとされ、その後、社会福祉法人やNPO法人などの組織が全国各地で運営に取り組むようになった。貧困家庭の子どもへの支援に限らず、地域の交流の場としての役割を担っていることも多い。民間団体「こども食堂 安心・安全向上委員会」は18年4月、子ども食堂の数が全国で2,200カ所を超えたとの調査結果を発表した。 (2018-4-5)
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先進国の中では突出して、相対的な貧困状態にある子どもが多い日本。特に大人が一人の世帯では相対的貧困率が50.8%に達している。平成26年度版「子ども・若者白書」によれば、「子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34カ国中10番目に高く、OECD平均を上回っている。子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い」。(注:相対的貧困の算出方法については、厚生労働省の解説を参照。) 社会運動のトレンドになりつつある「こども食堂」 こうした中、子どもの貧困対策として注目を集めているのが「こども食堂」だ。食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事を提供する。昨年からテレビ、新聞等の報道も増えている。都内を中心に、こども食堂を手掛ける団体が集まる「こども食堂ネットワーク」には、17の食堂が登録されており、食材、寄付金、ボランティア
地域の大人が子どもに無料や安価で食事を提供する、民間発の取り組み。貧困家庭や孤食の子どもに食事を提供し、安心して過ごせる場所として始まった。そうした活動は古くからあるが、「子ども食堂」という名前が使われ始めたのは2012年。最近は、地域のすべての子どもや親、地域の大人など、対象を限定しない食堂が増えている。食堂という形を取らず、子どもが放課後に自宅以外で過ごす居場所の中で食事を出しているところもある。(2016年7月2日付朝刊から) 《北海道・東北》 【北海道】 カコタム(札幌市北区、月6回)070・5283・9501 info@kacotam.com ★こどもしょくどう(札幌市白石区、月1回)、FBページあり(トロワの畑) なまら食堂(札幌市中央区、月1回)011・280・5225、FBページあり 子ども食堂さっぽろ(札幌市中央区、週6回)011・205・0889 こども食堂もくきち(札
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