「こども食堂」が首都圏で続々と生まれている。おなかをすかせたり、家で一人で過ごしたりしている子どもたちが、低料金や無料でご飯を食べられる。食堂を始めたい大人向けの講座も盛況。「食」を通じて子どもたちの居場所をつくる取り組みが広がっている。 「開き方」講座も 「食堂を始めたいが、どうしていいかわからない」「子どもたちにどうやって知ってもらえばいいのか」 東京都世田谷区の存明寺(ぞんみょうじ)で、この冬開かれた「こども食堂のつくり方講座」。主婦や元教師、会社経営者、地方議員……。都内や埼玉、神奈川、香川各県から参加した19人が車座になり、食堂を運営する4人の「先輩」たちに、場所の探し方やスタッフの集め方などを質問した。 講座は全国各地のこども食堂が参加する「こども食堂ネットワーク」の主催。存明寺住職の酒井義一さん(56)と妻浩美さん(50)も昨年7月に講座に参加し、同9月に「ぞんみょうじこども
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