編集部が厳選したおすすめ本を、ブクログのみなさんのレビューを交えて紹介する「ピックアップレビュー」。今回は、本屋大賞・翻訳小説部門1位を獲得した、トーン・テレヘンさん著、長山さきさん訳『ハリネズミの願い』をご紹介します。 「きみたちみんなをぼくの家に招待します。…でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。」 親愛なるどうぶつたちへ。きみたちみんなをぼくの家に招待します。…でも、誰も来なくてもだいじょうぶです。 ある日、自分のハリが大嫌いで、つきあいの苦手なハリネズミが、誰かを招待しようと思いたちます。さっそく招待状を書き始めるけれど、手紙を送る勇気が出ません。もしクマがきたら?カエルがきたら?フクロウがきたら?―臆病で気難しいハリネズミに友達はできるのでしょうか。オランダで最も敬愛される作家による、大人のための物語です。 日本から海外へ広がっていった、臆病なハリネズミの物語 本屋大賞授賞式でス
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