フランスの絵本作家&イラストレーターにサラミッダさんという方がいらっしゃり、長きに渡ってとても好きです。 左の、江國香織さん翻訳きっかけで絵本を知ったのが最初だったかも。 やさしく柔らかいタッチなのだけど、絵はけっこうシュール。 そして絵の構成がめちゃくちゃオシャレで、センスがよくて、目が楽しいというか、いつ見てもさまざまな発見があって飽きません。 ひとつひとつがポストカードのように美しいですし、文字なども全部手書きで書かれていたり、空間にはポーンと白いアキがあるかと思えば、すみっこにはちょこちょこいたずら書きのように何かが書き加えられてたり。 計算されているけど計算されすぎてもいない。 緻密だけれど緩やかでもある。 このバランス感覚がたまらなくて、なんだか素朴でシュールな表情や筆使いも良くて、眺めていてほんとうにワクワクするんです…。 これらのマークのようなイラストも素敵。 北海道では美