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2008年6月18日のブックマーク (3件)

  • マンガ脳 - 内田樹の研究室

    大学院で「マンガ」の話をする。 日語と日の宗教の「辺境性」についてのプレゼンテーションだったのだが、いつのまにか「日人の脳」の話から、マンガの話になってしまった。 日語は「漢字とかなを混ぜて書く」言語である。 漢字は表意文字であり、かなは表音文字である。 この二つを脳は並行処理している。 アルファベットは表音文字であるから、欧米語話者はそんな面倒なことはしない。 けれども、そのせいで変わったことが起きる。 表意文字は「図像」であり、表音文字は「音声」であるから、これを記号処理する脳の部位は当然違う。 失読症というのは、脳の疾患によって文字が読めなくなる症状である。 欧米語話者は失読症になると、まったく文字が読めなくなる。 しかるに、日語話者は二種類の病態をとる。 漢字が読めなくなって、かなだけが読める症状と、かなが読めなくなって、漢字だけが読める症状である。 それから、漢字を読ん

  • 東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)

    “富野節”というのは、劇中のセリフ回しに適用される言葉であろうが、富野由悠季氏ご自身の語りが、梅雨時の土曜昼下がり、東大駒場キャンパスで炸裂した。 6月15日、東京大学工学部にて、イベント「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」が開催された。これは、富野由悠季氏をゲストに迎え、東京大学下山勲教授(情報理工学系研究科長)と同じく東京大学の中須賀真一教授(工学系研究科・航空宇宙工学専攻/工学部・航空宇宙工学科)が鼎談を行なうというもの。後半には民間企業からの参加ということで、東洋エンジニアリングの内田正之氏、三洋電機の田端輝男氏が加わった。司会は工学部広報室の内田麻理香特任教員。 テーマは工学の未来について。テクノドリームというイベント自体、“工学の夢を新たに描き直すイベント”と位置づけられている。富野氏がゲストということで、工学そのものの立ち位置から地球環境の話まで、大いに話題がふ

    東大工学部で富野節が炸裂!ロボットの開発なんかやめましょう! (1/8)
  • プログラミングできない人を集めて開発するのはさすがにもう無理 - aike’s blog

    NTTデータと真昼の対決 - ひがやすを blog NTTデータの人とひがさんの話がかみ合わないのは、想定している低スキルプログラマーのレベルがまるで違っているのだと思う。ひがさんは(地頭は良くて)経験が少ない人をイメージしているように見える。まあ分かっててわざと主張してる気もするけど。 あらためて言うまでもないけど、プログラミングって素質がすごく重要な世界なわけで。どうにもかわいそうで、なんとかしてあげたいのに、やっぱりどうしようもないくらいプログラミングに向いてない人っている。学校や新入社員研修で何ヶ月もプログラミングを教わってFizzBuzzが書けないレベルの人をこれまで何人も見てきた。 そんな人でも、プログラムの1行ずつを日語で説明したような仕様書と、来の言語機能の一部しか使わせないコーディング規約と、能力に合わせたスケジュールがあれば、最低限の品質つまり保守可能なレベルのソー

    プログラミングできない人を集めて開発するのはさすがにもう無理 - aike’s blog