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ブックマーク / note.com/wakari_te (7)

  • 「タコピーの原罪」の虐待描写のリアリティについて|小山(狂)

    未読の方向けにストーリーを簡単に説明すると、いじめや虐待などの被害にあっている少女の元に、「ドラえもん」的なひみつ道具を持つ謎の宇宙人「タコピー」がやってきて、少女の境遇を変えようと奮闘する──というもの。 そう表現すると一見ハートフルストーリーのように思えるのですが、(最新第5話の段階では)作中の状況は悪化の一途を辿っています。 タコピーはどうやら「悪意」というものが存在しない世界からやって来た存在であるようで、「いじめ」も「虐待」も「暴力」も上手く理解することができません。100%の善意で行動してるのにも関わらず、タコピーは常に空回りし続けます。 登場するキャラクターたちも魅力的で、それぞれが(一概に邪悪とは言い切れない)切実な感情の元に動いていながら、事態はどんどん最悪の方向に転がっていく。一種のスプラッター・コメディのような趣のある作品です。 テンポも良く、画力も秀でており、キャラ

    「タコピーの原罪」の虐待描写のリアリティについて|小山(狂)
    misomico
    misomico 2022/01/09
  • 4℃を叩いてるのは「おばさん」と「風俗嬢」|小山(狂)

    今年もクリスマスシーズンがやってきた。クリスマスの風物詩と言えばそう、プレゼントの4℃を叩く女アカウント群だ。 一足早くクリスマスシーズンへの助走を始めるアカウントも現れた。わざわざ4℃の公式WEBサイトを来訪し、クリスマスコレクションをスクショし叩く。2か月も待てない。今すぐ暴れさせろと言わんばかりのボルテージだ。 今年の4℃も安定してダサくて笑ってる。 もはやこんなダサいデザインどうやったら考えつくのか教えて欲しいしネタにされたくて作ってるとしか思えない。 訴えられても不幸になる人を救うべく私は今年も声を大にして言うぞ pic.twitter.com/JVHZLMH4T2 — sasami (@pprnsksk) October 18, 2021 さて、そんなわけでTwitterでは「ダサいブランド」というイメージが定着しつつある4℃だが、ダサいダサいと言われながらも毎年のように話題に

    4℃を叩いてるのは「おばさん」と「風俗嬢」|小山(狂)
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    misomico 2021/10/21
    インターネットが表に出てきたことの弊害
  • なぜ女性の恋愛アドバイスを聞くと非モテになるのか|小山(狂)

    現代の恋愛工学徒・ナンパ師は 「女の恋愛アドバイスは聞くな。非モテになる」 というのが基姿勢になっている。 かつて、恋愛アドバイス市場(あるのだそういうのが)の発信者は、そのほとんどが女性に占められていた。それは女性向け市場だけではなく、男性向け市場においても変わらなかった。 ホットドッグ・プレスのような少数の例外はあれど、男性による恋愛アドバイスはいつも「童貞のたわごと」的に扱われ、上記のホットドッグ・プレスも「童貞が書いた童貞のバイブル」と揶揄され続けていた(これは昨今の恋愛工学などもあまり変わらないが)。 その風潮に変化が訪れたのはニール・シュトラウスの登場以降だろう

    なぜ女性の恋愛アドバイスを聞くと非モテになるのか|小山(狂)
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    misomico 2020/09/03
    アンケート1位の四角くて黒い皿は選ばれない
  • ALS患者の嘱託殺人事件の容疑者の思想について|小山(狂)

    恐らくTwitterでフォロワーだった「羆」氏だと思うので、氏の思想について自分の知っている限りのことを綴っていこうかと思います。 ↓犯人が「羆」氏であると考える理由 現在、羆氏について「優生思想である」などの批判が集中しています。 高齢者への医療は社会資源の無駄、寝たきり高齢者はどこかに棄てるべきと優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた。 (引用:逮捕された医師は元厚労省官僚 「高齢者は社会の負担」優生思想 京都ALS安楽死事件) ひどい事件だ。かつて、30歳過ぎたら使えないと言った若手起業家がいた。経済効率や生産性という物差しでしか思考できないことと、この医者たちの優生思想は同じ根っこを持っている。https://t.co/1bkF5oVTvJ — 平川克美 (@hirakawamaru) July 23, 2020 しかし、なんとなくTwitterで氏の言動を

    ALS患者の嘱託殺人事件の容疑者の思想について|小山(狂)
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    misomico 2020/07/24
  • MeTooが居場所を破壊する 「べてるの家」の炎上について|小山(狂)

    これでもう「居場所」は消える。 そう思わせられる出来事が現在進行中だ。 「当事者研究」で有名な精神障害者の地域コミュニティ「べてるの家」が炎上している。 発端になったのは5月26日に公開されたこちらのnoteだ。 「べてるの家」をご存知でしょうか このnote記事記事によると、告発者のpirosmanihanaco氏は2015年ごろからヘルパーとして「べてるの家」の関連施設である「べてぶくろ」を手伝うようになっていたらしい。住み込みで働く最中、「べてぶくろ」の関係者であるA氏からキスをされる、性行為を持ちかけられるなどのセクシャルハラスメントを受けたらしい。 そのことについて「べてぶくろ」のスタッフR氏に相談したが、告発者の望む対応は得られず、より上位の責任者に相談してもそれは変わらなかったらしい。 そのような事件が(氏の主張によれば)2015年にあり、そこから5年経って、その経緯について

    MeTooが居場所を破壊する 「べてるの家」の炎上について|小山(狂)
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    misomico 2020/07/08
  • 母からされた虐待をSMクラブで再現してみた話|小山(狂)

    母との「話し合い」は、必ずウィスキーの水割りを作るところからはじまる。 母はソファーに深く腰掛け、煙草に火を付け、こちらをじろりと睨む。 発せられる言葉は決まっている。 「で、どうしたいの?」 ソファーの前の床で、自分は正座をしている。 この「話し合い」が生じた原因は、恐らく塾の成績のことだ。 模試の成績が、母が思うほど良くなかった。学習態度が悪い。恐らく、そういった類いのことだろう。しかし当のところ、何が「話し合い」のきっかけになったのかはわからない。 数か月前の「話し合い」ではそれで手痛いミスを犯した。学習態度についての「話し合い」だと思っていたのだが、8時間正座し続けた後、母とママ友と人間関係がこじれたことが「話し合い」の理由だと判明したのだ。今日の「話し合い」は何が当の議題なんだろうか。いや、そもそも議題なんてあるんだろうか。 「塾のことよ」 今回は議題が明確になった。中学受験

    母からされた虐待をSMクラブで再現してみた話|小山(狂)
    misomico
    misomico 2020/04/18
    虐待やハラスメントを行うものは、その快感の中毒になっている。薬物と同じで、自力や理屈や根性では止まらない。
  • うつ病の特効薬が開発された世界で|小山(狂)

    現在、僕はうつ状態の最中にあり、毎日くるしいくるしいと言いながらギリギリ人生を継続させている、 医者からセルトラリンという薬をもらって飲んでいるが、毎日しっかり飲んでいるにも関わらず、自分のつらさは一向に改善されない。 メンタルの苦しみがある閾値を超えると、時にセルトラリンに対して怒りが湧いてしまうことがある。 お前、「私は薬です」みたいな感じで堂々と処方されときながら、全然役に立たないじゃねぇか、何がSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤だ)バカヤロー!という気持ちになってしまうのである。 セルトラリンに対する怒りを爆発させながら、世の中にはもっとマシな、自分のつらさを解消してくれる薬があるんじゃないかと夢想する。といっても自分はもう15年くらい精神病をやっており、今まで何十種という薬を飲んできたが、どの薬も問題を完全に解決はしてくれなかったわけで、そんな薬は現実には存在しないのであ

    うつ病の特効薬が開発された世界で|小山(狂)
    misomico
    misomico 2020/02/24
    自己肯定感を高め、高ストレス下でも適切に頭が働く薬が出たら、みんな適切に逃げるか相手をブチ殺すと思う
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