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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (4)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 涙の理由

    NHKの 『プロフェッショナル 仕事の流儀』 ディレクター間一成さんと、 脳のお話をする。 間さんは、量子テレポテーション研究の 古澤明さんや、コンピュータのインターフェイス を研究している石井裕さん、辺境微生物学の 長沼毅さんと、番組に科学者が登場した 回を担当してきた。 だから、「入り込んだ」人だとは 思っていたが、ここまで「入り込んだ」 人とは知らなかった。 待ち合わせ場所に近づくと、間 さんがさっと何かをしまう。 「あれ、間さん、今しまったのは 何ですか!」 バックギャモンのだった。 501 Essential Backgammon Problems by Bill Robertie 「今、はまっているんですよ」 と間さん。 私はバックギャモンはやったことが ないから何も知らないが、 写真にサイコロがあるのが目に留まった。 「あれ、サイコロがある! ということは、 確率

  • 茂木健一郎 クオリア日記: やがてうっそうとした

    以前から、私は、 「クリエーターは言い訳をしては いけない」と言い続けてきた。 芸大の授業でも、学生たちに そう言ってきた。 作品として顕れるものが 全てで、 「当はこうだったんだ」 とか、 「こういう意味なんです」 などと説明してはいけない。 日曜日。 雷とともに激しい雨が降り、 それが上がったのをサインに 近くの公園の森を走った。 さすがに斜面はぬかるみで、 行くと自分がイノシシになった ような気がした。 走り終えて歩いている時に、 「あっ、そうか」 と思った。 野生動物は、言いわけができない。 出くわした時に、 「オレはこういうやつだから」 「実はこういうわけなんだ」 などと説明することはできない。 お互いの気配、見えるもの、 聞こえるもの、 触るものが全てである。 言い訳をしないで生きるという ことは、つまり野生動物に なることである。 千葉市の海外職業訓練協会(OVTA) に開

    misuke
    misuke 2007/07/31
    「〜言い訳をしてはいけない」
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 河合隼雄先生のこと

    河合隼雄先生のご逝去の報に接し たことは、私にとって深い悲しみ となりました。 河合さんのこぼれるような笑顔に 接して、親しくお話させて いただいたことは、私の人生の 何よりの宝物です。 河合さんの京都のクリニックを訪ね、 箱庭を作り、分析して いただいたこと。 朝日カルチャーセンターの対談で、 「中心を外さないこと」の大切さを 教えていただいたこと。 タクシーの運転手が、お客さんが 河合さんと知らないままに、 いつの間にか人生の打ち明け話を 始めてしまい、 気が付くと全然違う場所に 着いていたということが 何回もあったという、その 不思議な魅力に満ちたお人柄。 相づちの打ち方や、何気ない言葉の 返し方の中に、深みを持った 叡智が感じられました。 もっとお話させていただきたい、 教えを受けたいと願っても、 それを果たすことができません。 ここに、生前のご厚情を偲んで 心からご冥福をお祈りい

    misuke
    misuke 2007/07/21
    箱庭の写真がある、
  • 茂木健一郎 クオリア日記: ニートなんて、もったいない!

    ヨミウリ・ウィークリー 2005年7月17日号 (2005年7月4日発売) 茂木健一郎  脳の中の人生 第60回 ニートなんて、もったいない! 一部引用 学校に行かず、就職もせず、求職活動や職業トレーニングもしない「ニート」と呼ばれる若者たちが問題になっている。 それぞれいろいろな事情があるだろうけれども、もし「自分のやりたいことが見つからない」ということが積極的に動かない理由だとしたら、もったいないことだと思う。とにかく行動してみることから、全ては始まるからである。 人生の目的は何か、と熱い議論をするのも良い。しかし、目的が見つからないからといって何もしないのは良くない。そもそも、脳の働きから見れば、目的が最初にあって行動が生まれるのではない。目的とは、往々にして、とった行動に対して脳が後から付ける合理化の理屈のようなものだからである。 全文は「ヨミウリ・ウィークリー」で。 http:/

    misuke
    misuke 2005/07/04
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