その先にあるものに関するmitamujpのブックマーク (5)

  • 黒い人たち - 無免許タクシー

    このところ世話になった人や友人の親父さんなどが相次いでお亡くなりになった。ぞろぞろと集まる黒い人たちの輪の中に僕も黒い服を着て入る。泣き腫らした赤い目の黒い人たちに世話になった旨を告げたりお悔やみを申し上げると彼らは口々に「ありがとう」と言って悲しい顔で笑う。誰だって死にたくはないと思うのだけど、彼らはずいぶんあっさりと心臓を止めてしまい焼かれて骨になった。そのたびに僕は黒い人になり長い名前になってどこかへ消えてしまった彼らのことを、そして親父のことを思う。今日そっちに○○さんが行ったよ、というようなことを思う。 とはいえ、僕は輪廻を信じない。しばらく前に観た映画の中で「今から1万年ぐらい前は世界に5000万人ぐらいしか人類はいなかったけれど、それが今じゃ65億人を超えている。ていうことは、もしも輪廻転生があったとしたら1万年かけて魂が130分の1に分裂してることになる」というような台詞が

    黒い人たち - 無免許タクシー
  • 私生活 - 思い出の来来軒

  • memories。 - numbness&tingling

    ブログも卒業文集のような存在になっていくものなのだろうか。何度も開いて楽しい気分になる人もいる。しかし永遠にその重い扉を開きたくない、なんなら押し入れの天袋からブラックホールへ投げ込んでしまおうか、そんな人も間違いなく存在する卒業文集。これなに書いてんの。なにこの写真。なにこのベスト3。ああもう見たくはない そんな存在 卒業文集。事件の容疑者ともなればつっこみどころ満載。それが卒業文集。社会人ともなればそんな文集なんていう義務ともおさらばし自分の暗黒面をあえて残さずともよくなるはずなのに今度はウェブの世界につらつらと蓄積する文章に写真にベスト3どころかベスト100。もう大人だからもう酸いも甘いも知り尽くしてるから。その安心が命取りなのだ。このナンブネスなんたらというこのブログも2006年から始まり中学、高校の滞在期間の3年間よりも長いこと続いている。べつに卒業文集は3年間書き続けるわけでは

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  • 陳腐なものたち、モノクローム、あるいは差押えられた表現・まとめ - 青色28号

    murashit 網のはずされたバスケットゴール murashit すべり台の塗装の剥げ murashit 雑居ビルの濡れた壁と乾いた壁とのさかいめ夜 murashit 年賀状のやりとりのある生活 murashit キビキビ動くバイトの子 murashit 実現するはずのない夢のはなし murashit 家々を反射するエンジン音 murashit 議事録をとった鉛筆 murashit 世界征服を諦めた幼馴染 ch1haya メロン専用スプーン ch1haya 離れないレゴブロック ch1haya バスタブと窓の間に引かれた線と黴 ch1haya 棚と天井の間 _mk2 崩壊したブロック塀のかけら _mk2 家屋と家屋の隙間で死んでいる三輪車 minatosakura ぬくもりを残し揺れるブランコ _mk2 かすれた横断歩道の白線 ch1haya 五つ並んだ犬シールの下、たんぽぽ mura

  • お元気ですか - 夜のメモランダム

    夜にせったいの予定があったから地下鉄で出勤したのに、当日になってキャンセルて。しかも娘が熱出したので午前中休んで、午後からに交代してもらって、ひいこら出かけたというのに! しかしたまに地下鉄で通勤すると音楽など聴いてゆかいだね。淀川を渡る夜の風景にはどんな歌もよく似合う。ふだんスクーターで新御堂筋を走るときは、ちょうど右から左からばんばん車線変更がお盛んな区間なので、よそ見をしていると死んでしまうけれど、地下鉄だと安心して南岸のビルの灯りを見つめていられる。 そんで聴いていたのはThe Pastelsで、なぜかというとなんと新譜が出るらしいじゃないですか。Tenniscoatsとの共作アルバムが。オリジナルとしては12年ぶりだって、そりゃあびっくりもするよ。これは、心の奥の神棚でほこりをかぶっていた、アノラックのご神体を取り出すときであろうよ。たんに四十近いおっさんが、五十近いおっさん(

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