金曜日。息子3ヶ月半。元気、だけどそろそろ風邪をひくころかなと気にしている。このあいだ晩飯を食いながら奥さんと話していると、育児は孤独よね、とかポツリというので、まあなー外に出られないからなー、いや孤独ってもんの対処の仕方はだね、とかえらそうにしゃべり始めたら、ばかね、身内(だんな)にさえ苦労がわかってもらえないってことよ、というのでぎゃふんとなる。まあ、そうだ。わかりあえぬことが、孤独であることがわからぬことが孤独ってもんか、といまさら知った気になる。 とそんなことを言いつつも、寝しなにはまあそれでも幸せよね、とも言うので笑う。自分も先にグースカ寝てしまった奥さんと子供の顔をながめながら、まあ幸せだな、と思う。そして、いろいろととりとめもないことを考える。年をとったな、ずいぶんとおくまで来たな、だいぶ世間がせまくなったな、でもせまい方が幸せかな、よくわからないな、とか。孤独のなかや、やさ