箕星太朗の初連載作「制服ロビンソン」の1巻が発売された。社会現象にもなった大ヒットゲーム「ラブプラス」のイラストレーターとして知られる箕星が挑むオリジナル作品は、荒廃した世界で目覚めた少年少女のサバイバルもの。空から飛来する補給カプセル、主人公が持つ謎の鍵、閉鎖空間での恋愛と、魅力的な要素がちりばめられている。 コミックナタリーでは1巻の発売を記念し、言わずと知れた「メタルギア」シリーズの生みの親・ゲームデザイナーの小島秀夫と、箕星の対談をセッティング。ゲーム業界の第一線で活躍してきた2人に、物語を作り出す苦労や小島から箕星への愛あるダメ出しなど存分に語り合ってもらった。 取材・文・撮影 / 三木美波 箕星 いやあ、ギリギリです(笑)。もっと「制服ロビンソン」を面白くせなあかんと思ってて、どうしたら面白くなるか、今日はこの場を借りてレクチャーしていただこうかと。 ──おふたりは以前、同じ会