2009年08月05日22:30 カテゴリ事件・事故・戦争報道その他法令・政策 たまゆら火災報道への疑問と不満とやるせなさ 3月19日に起きた高齢者施設「静養ホームたまゆら」火災から4ヶ月半がたちました。 もはや誰も振り返らないこの時期にあえて、報道で気になった点を取り上げてみます。…まあ、実際のところうまくまとまらないまま今までずるずるときてしまったのですが。 1.全般的にマスコミ報道は掘り下げが足りなかったのではないか。 10人が死亡するというのはそうそうないことのはずです。たとえばいくら派遣切りが深刻だからといって、住まいを失った人間が劣悪な施設に集められて火災で多数死亡する事態にはなっていない。なのに派遣問題ばかりあれだけ騒がれて、こちらの扱いの軽さは何だったのだろう。 派遣村の「過剰報道」批判に対しては「明日はわが身かもしれない」みたいな擁護論もありましたが、それならこちらの事件