いま企業のマーケティング担当者や営業部門から熱い視線を浴びている「インサイドセールス」。コンテンツマーケティングやマーケティングオートメーションなど、BtoB企業におけるセールス&マーケティングを大きく変えつつあるこの仕組みについて、その概要と役割、メリット、導入にあたっての注意点をご紹介します。 インサイドセールスとはなにか? インサイドセールスはひと言であらわせば「内勤営業」。すなわち外に出ずに電話やメールを使って営業活動を行う部署のことです。アメリカで1980年代の終わり頃から使われ始めた言葉で、もともとは1950年代から行われていた「テレマーケティング」と区別するために登場しました。 テレマーケティングが電話による直接販売を目的とするダイレクトマーケティングの一種であるのに対し、インサイドセールスは販売やアポイントメント獲得(いわゆるテレアポ)を直接の目的としません。 BtoB企業