視覚に障害がある人たちの日常生活をサポートする最新の機器を集めた催しが、1日から、東京・墨田区で始まりました。 この催しは、視覚障害者の団体などでつくる実行委員会が開き、会場には合わせて44の企業や団体がブースを設けています。 このうち点字の情報を保存できる装置は、点字が簡単に入力できるのに加え、軽いものだと重さが300グラム程度に抑えられて持ち運びが比較的簡単にでき、「視覚障害者の電子手帳」と呼ばれることもあるということです。 また文字を読み取って音声に切り替える装置は、B5サイズの小説2ページ分を10秒足らずで読み取り、音声で正確に読み上げることができるほか、手書きの文字にも対応できるよう、改良が重ねられているということです。 このほか「しゃべるテレビ」と題したコーナーには、電子番組表の番組情報や、テレビ自体のさまざまな機能を音声で案内するように工夫されたテレビが展示されています。 実