航空機から落下したエンジン部品の一部とみられる金属片=22日午後11時28分、国交省成田空港事務所 千葉県山武市内で21〜22日、住宅に駐車していた乗用車に、航空機の部品とみられる金属片がぶつかる被害が同県警に2件報告された。県警と国土交通省などが調べたところ、21日に上空でエンジントラブルを起こした成田発インド・デリー行きエアインディア307便(ボーイング747―300型、乗員・乗客182人)の部品である可能性が高いことがわかった。 けが人はなかったが、惨事につながりかねない事案とみて、国交省航空・鉄道事故調査委員会は23日、調査官2人を派遣して原因を調べる。 国交省によると、1件は山武市横田の住宅で21日夕に発見された。金属片(8センチ×5センチ×2センチ、重さ数百グラム)がフロントガラスを突き破っていた。22日夕には、数百メートル離れた同市沖渡の住宅の駐車場でも見つかり、ほぼ同