今回は正絹緞子を使ったプレミアムバージョンを3種。 in the making 一番上の表紙は曇柄が出るように、筋ではなく帯……というより、掛軸風に言えば一文字?的な使い方をしています。
= 作品仕様 = 【形式】 表:横二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 左側:蜀江(緑系)/右側:綿紬(つむぎ)(ベージュ系) 【筋】 橙地金襴(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年11月 【解説】 「蜀江」とは、もともと三国志に登場する蜀の国の成都(現在の四川省)を流れる川のことです。その流域の名産である絹織物によく見られた、四角形と八角形を組み合わせた文様が「蜀江」の名で呼ばれるようになりました。 【表】 Design No.006 Front 【裏】 Design No.006 Back [2021年11月ヤフオクに出品→落札]
= 作品仕様 = 【形式】 表:縦二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 上側:正絹緞子(緑系)/下側:絹絓(しけ:糸へんに圭)(緑系) 【筋】 海老茶地金襴(太目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年8月 【解説】 No.004の縦継ぎバージョンです。No.003-Eと同様、筋を太目にして安定感を増しています。御朱印帳を閉じておくための紐やゴムバンド的なものがありますが、最初から表紙に紐をつけてしまったらどうだろう、と太目の横筋を見て思いました。掛軸用の紐をつけたものを作ってみようと思っています。 【表】 Design No.004-E Front 【裏】 Design No.004-E Back [2021年11月ヤフオクに出品中]
= 作品仕様 = 【形式】 表:縦二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 上側:網柄(緑系)/下側:綿パー(茶系) 【筋】 橙地金襴(太目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年11月 【解説】 No.003の筋を太目にして、安定感が増したバージョンです。この網柄の裂地は気に入っていたのですが、在庫がなくなってしまい、仕入れの予定もなかったのでもう作るつもりはありませんでした。しかし、たまたま知り合いの表具師さんのところに端切れがあったので譲ってもらって、少し金襴が目立つように筋を太くして作りました。織物は売れないとすぐ廃番になってしまうので、個人的に気に入った裂地でも、作られなくなることがままあります。 【表】 Design No.003-E F
= 作品仕様 = 【形式】 表:横二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 左側:絹絓(しけ:糸へんに圭)(濃緑系)/右側:正絹緞子(緑系) 【筋】 海老茶地金襴(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年10月 【解説】 デザインNo.004の左右反転バージョンです。この作品は今までで一番綺麗に写真が撮れたと思いますが、なぜかまだ売れ残っています。写真撮影のスキルをもっと上げたいです。 【表】 Design No.004-R Front 【裏】 Design No.004-R Back [2021年11月ヤフオクに出品中]
= 作品仕様 = 【形式】 No.005-1 表:横二枚継ぎ 裏:同様 No.005-2 表:縦二枚継ぎ 裏:同様 No.005-3 表:斜め二枚継ぎ 裏:表の上下反転 【裂地】 左側:神式小花柄(白)/右側:同様 【筋】 赤地金襴(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年11月 【No.005-1 横継:表】 Design No.005-1 Front 【No.005-1 横継:裏】 Design No.005-1 Back 【No.005-2 縦継:表】 Design No.005-2 Front 【No.005-2 縦継:裏】 Design No.005-2 Back 【No.005-3 斜継:表】 No.005-3 Front
= 作品仕様 = 【形式】 表:横二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 左側:正絹緞子(緑系)/右側:絹絓(濃緑系) 【筋】 海老茶地金襴(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年10月 【解説】 「絹しけ」とは、2匹の蚕が1つの繭を作った時にできる「玉繭」から取れる「玉糸」という特殊な絹糸を横糸に使用することで、不揃いな糸の太さと節が独特な織模様を形成した絹織物です。ただ、この玉繭は偶然できるもので大量生産には向かないので、現在主に流通しているのは、紡績の過程で人為的に節が作られた機械織のものが主流と思われます。 【表】 Design No.004 Front 【裏】 Design No.004 Back [2021年11月ヤフオクに出品→
= 作品仕様 = 【形式】 表:縦二枚継ぎ 裏:柄一面 【裂地】 上側:網柄(緑系)/下側:綿パー(茶系) 【筋】 橙地金襴(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年10月 【解説】 綿パーとは通常「綿支那パー」と呼ばれる無地の織物で、名前の通り中国から伝わった織物を指すと思われます。現在は化繊のものが主流ですが、慣習として昔からの呼称がそのまま使われています。素材や製法が変わって”代替品”となっても、元の名前が使われていることが、伝統産業の世界ではよくあります。 【表】 Design No.003 Front Design No.003 Back [2021年10月ヤフオクに出品→落札]
= 作品仕様 = 【形式】 表:横二枚継ぎ 裏:同様 【裂地】 左側:市松模様(黒・緑)/右側:臙脂色無地 【筋】 金茶染斜子(細目) 【帳面】 奉書紙(B5)二つ折り×表12枚24面 裏11枚22面 【サイズ】 大判(B6) [約]縦18.5cm 横13cm 厚み1.5cm 【重さ】 [約]190g 【制作期】 2021年8月 【解説】某人気漫画で流行中の柄を取り入れた作品。御朱印帳を求める世代に合わないのか、商標権的な問題を忌避されるのか、あまり売れていません。柄だけであれば商標権に抵触しないはずなので、商品として問題はないはずですが……やはり便乗はダメですね。”便乗”って言っちゃってるし。 【表】 Design No.002 Front 【裏】 Design No.002 Back [2021年8月ヤフオクに出品→落札]
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