2013年3月27日のブックマーク (1件)

  • 「戦う人」になれない僕らと、戦うことを求める社会 - 狐の王国

    男に生まれついた者は、みな戦うことを求められる。実際には戦う資質を持った男性ばかりではないのだが、ともかく社会というのはそういう「男らしさ」を否応なしに押し付けてくる。女性も同様、「女らしさ」を社会から要請され続ける。 こういう「男らしさ」「女らしさ」の規範となるものをジェンダーと呼ぶ。肉体的な性別に対して、社会的な性別、というわけだ。 ジェンダー的に「男なんかでありたくない」という規範外れの資質を持った人間が「悔しいけど、僕は男なんだな」とつぶやくから、ガンダムのアムロのあのセリフは重たい。アムロはガンダムに乗り、戦いにその身を投じるが、来そんな人間ではない。家にこもり、機械と戯れるのが好きな、内気で優しい少年だったはずだ。そんな彼が自分は「男」であると意識させた瞬間が、あのセリフとなっている。幼馴染のフラウ・ボゥが自ら戦いに出ようとするとき、女である彼女に戦わせるわけにはいかないとい

    「戦う人」になれない僕らと、戦うことを求める社会 - 狐の王国
    mitsuru0623
    mitsuru0623 2013/03/27
    「ウテナ」のラストでは、戦いが仕掛けられた舞台とその黒幕から、ヒロインが一人旅立つ(旅立ちの先が社会的に幸福か否かは描かれてないけど)