韓国・南楊州で、動物愛護団体「ヒューメイン・ソサエティ・インターナショナル(HSI)」によって里親に出される犬(2017年11月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / JUNG Yeon-Je 【2月8日 AFP】韓国・平昌(Pyeongchang)郡では、9日に開幕する平昌冬季五輪に合わせて、郡内の犬肉レストランに対し犬肉料理の提供を自粛するよう当局が要請しているにもかかわらず、ほぼ全店舗が犬肉の提供を続けていることが分かった。自治体関係者が8日、明らかにした。 韓国では夏場の滋養食として犬肉が食され、年間約100万頭が消費されるとみられている。犬肉は脂の多い赤身で、決まって軟らかくなるまでゆでて食される。 動物愛護活動家らは犬肉消費の禁止を求める運動を強化しており、犬肉食を理由に平昌五輪のボイコットを訴えてインターネット上で請願活動を行ったり、首都ソウルで抗議行動を展開したりしてい