福岡県北東部に、関門海峡に突き出た企救半島(きくはんとう)があります。この企救半島の地質図をみると、とても複雑な地形をしていることがわかります。 企救半島(きくはんとう) 地質図Naviを参照します。企救半島は、むかし、海の中でつもってできた層が、地殻変動により地表にでてきた場所です。泥や砂でできた岩…泥岩や砂岩…により、主に企救半島は構成されています。部分的に、マグマが冷えて固まってできた火成岩の一種である玄武岩(げんぶがん)があります。 上の地形図Naviの図をみてみると、一部分に濃い青色の箇所がみえます。企救半島の南側です。地名としては「恒見(つねみ)」という場所です。拡大してみると↓下の図のようになります。この青網掛け部分は、主に石灰岩でできていることを示しています。 鳶ヶ巣山(とびがすやま)という226mの山の南側と、鋤崎山(すきざきやま)という235mの山の西側から南側にかけて