空気を読んで気配りを重ねる一方で周囲の評価を気にしすぎる人。 空気を気にせず正直に意見を言うけれど周囲とぶつかりがちな人。 ユング派精神分析家で精神科医の老松克博さんは、空気を読みすぎる傾向を【人格系】、空気を読まない傾向を【発達系】と呼んで、すべての人はどちらかに分けられると説明します。しかも、どちらのタイプも自分を押し殺しているので、二つのタイプの特徴を理解することが生きづらさを解消する第一歩だと主張します。 あなたは、どちらかといえば【人格系】でしょうか。 それとも【発達系】でしょうか。 現代新書の最新刊『空気を読む人 読まない人』から、第1章の冒頭を特別にお届けします。 すべての人は人格系と発達系に分けられる あなたは将来を思い悩んだり、過去を悔んだりしていませんか。 人の和を乱すことを恐れたり、周囲の顔色をうかがいながら人間関係を築いたりしていませんか。 相手に気をつかい、心のな
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