タグ

2016年4月25日のブックマーク (2件)

  • ヒストリエからトルコへのアナバシス - 本しゃぶり

    トロイア遺跡 「トロイの木馬」で知られるその城塞は、今からおよそ140年前にシュリーマンの手により土の中から発掘されたのだった。この話についてはシュリーマンの自叙伝である『古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫) 』にて詳しく述べられており、私はこのをid:kyokucho1989から譲り受け*1、この地を訪れたのだった。 トロイ遺跡というと、有名であるけれども訪れてみたら大したことはなく、「寄るほどのモノでもなかったな」と言うのがお約束であるらしい。私はその知識があったために期待値をかなり下げて行ったのが功を奏したか、来たかいがあったと素直に思えた。トロイ遺跡は単一の城塞跡ではなく9つの層から成り立っており、さまざまな時代の城壁を混在してその姿を見せている。これら都市の時代背景は、紀元前3000年頃の初期青銅器時代から紀元前350年〜400年のローマ時代である。したがってアリストテ

    ヒストリエからトルコへのアナバシス - 本しゃぶり
  • 合理的なヒロインは「ちょろく」なる - 本しゃぶり

    ライトノベルのヒロインは「ちょろい」とよく言われる。主人公と接した彼女らは1,2話もあればデレるからだ。しかし、それは感情的にではなく合理的に判断した結果なのである。 この記事では石鹸枠のヒロインが取るべき行動を検証するとともに、『ハンドレッド』の展開がいかに理にかなっているかを説明していく。 2016年春アニメの中で 新しく始まったアニメを一通り確認し、どれを残してどれを切るか決まりつつある今日このごろ。気になる作品は人それぞれだろうが、俺が興味を持ったのは『ハンドレッド』である。特にこの作品のメインヒロインであるエミール・クロスフォード改め、エミリア・ハーミットの行動が面白い。 『ハンドレッド』1話より 彼女のとった行動は、石鹸枠のヒロインとして最適解ではないかと思う。つまり、最初から主人公への好感度がMAXで、ルームメイトであり、当然着替えも見られる。にもかかわらず現段階では決闘する

    合理的なヒロインは「ちょろく」なる - 本しゃぶり