「難易度が高い資格試験に合格できる人は、よほど忍耐強いのだろう」 「試験でいつも高成績なあの人は、相当頑張っているに違いない」 このように「勉強には特別な努力が必要だ」と考えるせいで苦手意識を抱き、学ぶことを遠ざけてしまっているのなら、とてももったいないことです。 勉強のスペシャリストたちは、「最小限の頑張りでも、勉強はやり方次第で結果を出せる」と説きます。ではさっそく、彼らが言うやり方をご紹介しましょう。 【1】最初のハードルは低くする 勉強の習慣がこれまでなかったのに「毎日2時間勉強する」と決めてしまう。 初心者なのに、合格率10%前後の簿記1級に挑んでしまう。 勉強で挫折する人には、こうした高すぎるハードルを課す傾向がある――。そう注意喚起するのは、『努力が勝手に続いてしまう』著者で、ケンブリッジ大学大学院で心理学を専攻し修士課程を修了した塚本亮氏です。 初めから高いレベルを目指して
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