取材・文/沢木文 女の友情はハムより薄い」などと言われている。恋愛すれば恋人が、結婚すれば夫が、出産すれば我が子を優先し、友人は二の次、三の次になることが多々あるからだろう。それに、結婚、出産、専業主婦、独身、キャリアなど環境によって価値観も変わる。ここでは、感覚がズレているとわかりながら、友人関係を維持しようとする人の話を紹介していく。 好子さん(56歳)は、55歳で離婚してから、この1年間ソーシャルアパートメント(シェアハウス)に住んでいる。その住人の女性達との関係に悩んでいる。 【これまでの経緯は前編で】 「いちいち、肩書を言わなくてもいいのよ」 住人は、40~60代の男女。女性の方が圧倒的に多く、離婚歴がある人の他に、道代さんのようにプロフェッショナルとして活動している人が多い印象だという。 「朝、きちんとした格好をして出ていく人が多いので、ちゃんとした会社員の人が多いと感じました
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