はじめに先日、とある心理職の方が法務省のポスターを賞賛されているツイートを見かけた。 いくつかの理由から、“国が”このような言葉を発し、“心理職が”賞賛することには私は賛同できかねないと思った。 その時はこれほど拡散されて話題になると予測していなかったため、雑に論じてしまった。 しかし後に様々な立場の方々まで拡散され、勝手に色々なところで私の想いとは裏腹にまとめを作られてしまったりしたため、私の考えをここに残しておく。 例によって、私はいち当事者としてn=1の経験と立場から述べたいと思う。ちなみに発端のポスターはこちらである。 https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo03_00103.html 私は「生きづらさを生きていく」という言葉が良いとはとても思えない。 その「生きづらさ」の原因が社会にあっても、このキャッチフレーズでは(誰