10日午前、栃木県日光市のサウナ施設で、サウナのあと施設内の池に入っていた20代の男性が溺れて死亡し、警察が当時の状況を調べています。 10日午前10時半ごろ、日光市瀬尾にあるサウナ施設「日光サウナリゾート」で、従業員から「利用者の男性が敷地内の池に入ったあと出てこない」と消防に通報がありました。 駆けつけた消防が、サウナのすぐ横にある池から男性を救助し、男性は病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。 警察によりますと、亡くなったのは埼玉県蓮田市の地方公務員、武井陸さん(25)で、死因は溺死だということです。 警察や施設によりますと、この施設ではサウナ後に池で体を冷やす客も多く、知人3人と訪れた男性は、サウナの利用後に池に入って水深3メートルほどの場所で溺れたとみられるということで、警察が当時の状況を調べています。